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the beaten track とは、踏み固められた道。つまりは何時も使っている道。それに off をつける事によって、何時もと違う道を往こう、何時もと違う事をやろう! という願いを秘め日々頑張ってる訳です。
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Posted by 甲子 - 2012.10.23 Tue 19:24:56
 一気呵成で読んでやったわ! と豪語したい所だが、数日かかった。やはり読む速度が落ちている。文章に対する耐性が下がった感じがする。常に文章に触れているのだが、やはり読み込んでないと読む能力も下がるようだ。

 とまあ、ラプンツェルの翼と関係ない話はそこそこに。
 ツァラトゥストラの階段から入って、扉の外と読んである種のクローズドサークルの中での主に心理戦を扱っている作家だという認識から読んでいる。
 今回の作品もそういった路線なのだが、ツァラトゥストラの階段や扉の外まで至らなかったなぁ~というのが率直な感想。

 往々にして電撃文庫は一巻が面白い。
 最初の掴みは良いと思うのだが、その後の展開というかが甘かったのではなかろうかと思う。凄く淡々と物事が進んでいった感じがする。
 主人公はイレギュラーな事態に巻き込まれ世の人々に隠匿された天使と悪魔という存在を知る。そして、説明も大して受けられない状況で、天使見習いを天使にするために奮闘するというプログラムに強制的に参加させられる。
 表向きは、自身が生き残るためには天使見習いを使い、他の天使見習いを倒して生き残らなければならない。だが、その裏には違った意味が隠されていた。

 ルールとか情報の出し方などの使い方がやはり土橋氏の作品だとは思い、最初はワクワクだったが、どうにも先に進むにつれて使い切れてない感があった。
 ちょっと残念だった。


   

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