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the beaten track とは、踏み固められた道。つまりは何時も使っている道。それに off をつける事によって、何時もと違う道を往こう、何時もと違う事をやろう! という願いを秘め日々頑張ってる訳です。
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Posted by 甲子 - 2008.06.12 Thu 17:47:37
 駐日英国大使館・慶應義塾大学共催
 UK-JAPAN 2008 英国人ノーベル賞受賞者によるレクチャーシリーズ
 第三回講演会
 「ノーベル賞を獲る方法:ある生化学者の海辺のアドベンチャー」
 講演者:Sir Tim Hunt(ティム・ハント氏)



 プログラム

 15:00 ~ 15:30

 サー・ティム・ハントに対する
 慶応義塾大学名誉博士称号授与式
 

 16:00 ~ 16:45

 講演
 「ノーベル賞を獲る方法:ある生化学者の海辺のアドベンチャー」
 クレア・ホール英国癌研究所主席科学者 サー・ティム・ハント


 16:45 ~ 17:00

 質疑応答


 先日、日記で記入していたお陰なのだろうか? 数日前に招待メールが届いた。なので昨日は、慶応義塾大学三田キャンパスへ。

 プログラム通り、まずは名誉博士称号授与式に参列。

 僕が最初に思った事といえば、やはりスーツで来るべきだったか?! である。どんなにせよ一応は式であったわけだし……周りも堅めてる気もしたし、と。
 とりあえず、ロンT一枚で行かなくて良かったな、と思った。当初は普通にそれで特攻する気まんまんだった。着替える時にふと、思ったのだ。ん? これは何かが違うぞ、と。それで、黒いシャツとジャケットで堅からず軽からず、目立たぬように、と。
 まあ、目論見が成功したかどうかは知らないけど。

 さて、脇道それた。
 式は三田演説館という場所で行われた。とてもこじんまりとしていて、礼拝堂みたいな造りの所。そんな場所で行われたからか、式自体はとても軽いものだった。いやーまあ当然、そんな因果関係はないだろう。
 ぶっちゃけ式には興味がなくて、ティム・ハント氏の挨拶にだけしっかりと耳を傾けた。

 今回の僕の本懐は英国英語を聞くであるから。

 で、結果として英語自体は聞ける。
 日本人は米国英語なら出来るようになるが、英国英語は難しいという話を聞く事があった。曰く、音程だか周波の関係で米国英語の方が近いとか……まあ最近は、そういった分かれ方が無いとも聞くけど。

 さて、挨拶だが、単語の意味が判らないというのが多数あり、話の中身については判らなかった……orz
 でも、理由までは判らなかったが、日本語を勉強したいという旨を話されていたのは判った。ちなみに日本語を勉強したいというのは、後にも書くが、講演会の質疑応答時にも話されているので、日本に少なからず興味を抱いているのだと思う。

 で、挨拶が終わり閉式。

 お次は待ちに待った講演会。

 場所が変わり、北館ホールへ――
 同時通訳があるとは聞いていたが……なるほどねぇ~。無線の受信のみ? レシーバー? こういうのを何と書いて良いのか判らないが、その手のひらサイズの機体を使っての同時通訳。
 付属のイヤフォンのフィット感があれだったので、自分のオーディオプレーヤーのイヤフォンを使った。が、結局通訳なしでほとんど聞いていた。
 当然、内容はほっとんど判んない。専門的な単語とか知らないし。
 まあ、良いや、本懐は英国英語を聞く事さ、と開き直りひたすら英語に耳を傾けていた。

 という訳で、済みません。講演内容は全く判りません。

 ただ、ウニの卵を使った実験であり、僕はこの話を何かの授業で聞いた覚えがあった。生物の授業か講義で少なからず聞いた気がするのだ。
 あとは、資料によると規則正しいサイクルを繰り返す事から「サイクリン」と命名とあるが、嘘か? 真か? 本人は自転車好きだから「サイクリン」と命名したと仰られていた。

 そして最後は、諦めるな! 恐れるな! みたいな事を仰られて講演の締めとされていた。


 そして、講演の流れのまま質疑応答に。
 三名まで質問をどうぞ、と司会。


 最初は薬科の二回生の学生が質問されていた。

 Q:
 先生は自分と同じくらいの時にどんな勉強をされていましたか? また、どういった勉強をした方が良いでしょうか?
 みたいな感じの質問。

 それに対して、
 A:
 化学の基礎が重要と説かれ、また化学は役に立つとも述べられていた。化学は医学の基礎となる。
 みたいな事を答えられていた。


 二番目は中年の男性が質問されていた。
 Q:
 肉体と精神の関係をどのように先生は考えますか?

 ハント氏は Oh~god! と笑い、会場にも笑いがおきた。
 A:
 この質問に対しては、かなり悩まれたようで、最終的にはこれに詳しい方にお願いしたいと述べられていた。


 三番目も中年の男性で、
 Q:
 これからしたい事やこれからの研究の目標は、と聞いていた。

 A:
 日本語を勉強したい。

 残念ながら次の研究目標は聞き逃してしまった……。
 そんな感じで質疑応答も終わり、解散となった。


 いやー感想を書くはずなのに、日記になりましたとさ。
 ちょっと時間が無いので、他の事柄は次回書こうと思う。

 とりあえず一番思ったのは、予習すれば良かったという事。講演内容もさることながら、講演者についてもっと知っておくべきだった。そうすれば、質問ができた。残念。

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