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the beaten track とは、踏み固められた道。つまりは何時も使っている道。それに off をつける事によって、何時もと違う道を往こう、何時もと違う事をやろう! という願いを秘め日々頑張ってる訳です。
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Posted by 甲子 - 2009.11.11 Wed 21:02:33
 ――世界が終るその前に
 今日、あなたは何をしますか?――

 そんな帯の文句に目を惹かれ、僕はこの本を手に取った。
 謳い文句である、世界の終わる前。その時に人はどういった生き方をするか。それがこの本のテーマ。様々な境遇に置かれた人達の視点で語られる短編集。それらは独立した形で成り立っているが、伊坂節とでもいえば良いのか? それぞれの物語に関わってきたりする。そういった点が僕はとても好き。


 さて、相変わらず感想を書くことが出来ない気がするが、これに関していえば、感想を書くというよりは、自分だったら世界の終りの前に何をするかを書く方がよっぽど重要な気がする。

 という訳で、僕だったらどうするか?

 普段と変わらない生き方をする。何とも面白みが無いが、まず間違いない。それが一番大切な事だから。
 考えるに、危機的状況に陥った時に取る行動は、その人間が一番大事にしている事、重要だと思っている事をするのだと思う。


            

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Posted by 甲子 - 2009.10.28 Wed 21:26:40
 アルファシステム関連で紹介されていて、題名に惹かれたので読んでみた。
 紹介されていたブログ

 個人的にはやはり題名に惹かれたのが大きい。後は、短編を連ねて最後にそれを纏めるという手法が好きだから読んでみた。
 題名の意味合いが良く判らなかった。判らなかったが、有栖川さんの解説を読んで、ほうほうそういう事なのかな~と思う位にはなった。作家としても好きな有栖川さんの解説や良い。小難しい解説を書く人もいるが、あれ位親しみやすい解説はとても好み。
 さて、作品自体は良いと思う。僕としてはやはり短編を連ね、それを纏めてしまうという手法が好きだと再確認した。長編を読むのにはかなりの労力と時間を要するのだが、短編なら空いた隙間にでもちょこちょこ読み進める事が出来る。で、最終的には長編読み終わった手応えというか、満足感。
 例によって物語には全く触れない感想なわけだが、読んで損はないと思う。感想ってのは難しい。書いてしまえばいろいろネタばれとかある。気に入った作品はあんまし内容に触れたくない。先入観を持たずに読むのが何より。


          

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Posted by 甲子 - 2009.05.01 Fri 23:32:31
 弟の面会時間になるまでの時間潰しのために、買った本。一人に定めるよりも、いろいろな作家の作品が読める方が良いだろうという考えから……アレだ、外れても良いようにな。

 そんなこんなだったが、どれも面白かった。がつがつ読ませて頂きました。若干鬱っ気の作品があり、どんよりしたが、それでも全体的に丁寧に作られていて好感がもてた。


 「首折り男の周辺」    伊坂 幸太郎
 この人の作品は名前は忘れたが一作読んだ。裏を書くのが好きな人なんだなぁと思った。


 「プロトンの中の孤独」  近藤 史恵
 サイクリングのようだと思った。いや、読み方というか文章の流れというか。


 「ストーリーセラー」   有川 浩
 塩の街と図書館戦争の作者は同じ人だったんだ、と初めて知った。どっちも読んだ事はないがな。図書館戦争のみアニメで見た。


 「玉野五十鈴の誉れ」   米澤 穂信
 一人称で語られているからか、あるいは、主人公が時代錯誤な感じの家にいるからか、文学的な香りが漂う作品だと思った。


 「333のテッペン」   佐藤 友哉
 まさかこんな所にユヤタンが現れるとは……と驚愕。だが、今回は意外と普通で、ついていけた。


 「光の箱」        道尾 秀介
 こういうのはわりかし好き。


 「ここじゃない場所」   本田 孝好
 現実と非現実の壁みたいな。


 

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Posted by 甲子 - 2009.03.29 Sun 17:03:58
 どうやら、嘘つきは探偵のはじまりらしい。そうだったのか……と手に取ってみた。つーか探偵とか直に目に入ったら読んじゃうさね。

 ごめんなさい、と先に謝らせてほしい。これを読むまではファミ通文庫馬鹿にしてました。
 いや、そうはいっても、撃滅面白いから読め! って薦める程でもないんだが、まあ楽しめた。だが、これは続編があってしかるべきの内容な気がする。キャラはそれなりに立ってるから、もっといろいろ欲しいとこだ。

 探偵モノの定義なんぞ知らんが、僕にとってはこれくらい浮いてるほうが探偵モノっぽくて良い。
 文体も好きな感じで読みやすかった。

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Posted by 甲子 - 2009.03.29 Sun 13:03:46
 タイトルを見て、読まなければならないという使命感が芽生えた。
 家族モノが好きな僕にとっては当たりだった。

 家族全員が特殊な能力を持って、世界を救う宿命を持つという、ゲームっぽい感じの小説。

 世界に嫌われる、というところをもちっと深く掘り下げたほうが良かったと思う。個人的には考え方が概ね判るから納得できるが、そうでない場合は何故その選択よ? と思ってしまっても仕方ない。

 後半部分で、やっぱそうだよな! と、シンパシっちゃったもんだから、燃えた。
 バトル物というよりは、家族モノなのであります。

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甲子
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男性
誕生日:
1984/04/07
職業:
フリーターしつつライター
趣味:
読書、創作、武道武術
自己紹介:
 答えを得たり。
 自分の人生を生きるために行動する。
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