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the beaten track とは、踏み固められた道。つまりは何時も使っている道。それに off をつける事によって、何時もと違う道を往こう、何時もと違う事をやろう! という願いを秘め日々頑張ってる訳です。
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Posted by 甲子 - 2010.05.30 Sun 01:31:55
 僕の読書の始まりは小説と言って過言ではない。ある昔に図書館で小説を借りまくってた。むしろ乱獲していた。最初は題名で適当に選んでいたらほっとんどミステリ作品だったりしたのだが、そのうちいろいろな作品のいろいろな作家に出会った。その中の一人浅田次郎。

 後書きに書かれているが、始まりは極道作家と言われる位に極道をいれた小説を書いていたようだが、僕は実はそれらを読んでないので知らない。それよりも時代に人情を絡めて書く作家というのが僕の認識である。この作品もそうである。
 終戦間近と終戦後何十年と経った後これら二つの時系列を同時に見せていくという手法を取る。これはシェエラザードの手法を想起させる訳だが、どうやらこちらが先のようだ。ちなみに、こっちの方が好き。あっちはちょっと僕には消化不良だった。

 最後の方が若干飛び飛びというか、その持ってき方にするにはもっと描いとかなければならない子達がいたのではないかなぁ~と思ったのだが、それは後書きか解説にも書いてあったような気もする。

 まあ、やはりというか、塩水は流れた。浅田次郎作品を読む時は大概塩分補給が必要になるが、今回の作品でもそうであった。
 個人的な評価としては☆3あるいは☆2で、ちょっと微妙な所。駄作とは言わないが、良作で是非とも読んで欲しい! と僕は思わない作品であった。


      

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1984/04/07
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 答えを得たり。
 自分の人生を生きるために行動する。
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