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the beaten track とは、踏み固められた道。つまりは何時も使っている道。それに off をつける事によって、何時もと違う道を往こう、何時もと違う事をやろう! という願いを秘め日々頑張ってる訳です。
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Posted by - 2024.05.03 Fri 14:33:25
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Posted by 甲子 - 2009.03.26 Thu 08:34:14
 僕が電撃文庫に送ってみようかなぁ~なんて思ってた頃に大賞に輝いていた作品だったと記憶している。なんとなく懐かしさに惹かれて手に取った。

 正直、僕の好みではなかった。
 好みではなかったが、なるほどなぁ~とは感じた。ここ最近、視点に趣向を凝らしてるのにぶち当たる事が多い。

 内容自体も悪くはないと思う、序盤から半分位はかなり頑張って読んだ感があるのが否めないが、後半の展開はかなり読ませられた。
 なんというか、人生で大切な物は何なのか? とか様々な定義とかを考えさせられた。

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Posted by 甲子 - 2009.03.04 Wed 23:51:59
 いろいろと着想を得た、上遠野浩平氏は他にも何かを教えてくれるのではないだろうか? という期待とともに、読んでみた。

 そういった観点の結論から言えば、着想は特には得られなかった。
 ただ、面白かった。こういったバトル物大好きですから。身近にある物理原理とかを想像力によって超常能力とさせる、とかそういったのが良い。現実的に在り得ないとされるだろうが、僕個人としては在り得ないと断定できないこういった夢みたいなのが好きなのだ。

 とまあ、骨休めさせて頂いた一品でございました。

 ブギーポップシリーズ、ビートのディシプリンシリーズ共に、一冊しか読んでないからなんとも言えないが、世界観を一つ共有している記述があったので、この人の作品が好きならブギーポップシリーズから読んでいくと、一度で二度楽しめるのかも知れないし、楽しめないかも判んないw
 でも、好きなら順々に読んでくと良いかも知れないのは事実。まあ、「これは! そうか!」「ニヤッ」と一人本の前で出来るだろう。


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Posted by 甲子 - 2009.03.04 Wed 23:25:55
 かなり前に上遠野浩平という名を聞いた。この人の出現からかなりライトノベルが動いたとかどうだとか……。
 あとは、というかこれが本質で、奈須きのこがブギーポップの事を書いていた気がするから。
 という理由で読んだ。

 しかして、この作品が他の作品にどんだけの影響を与えたのか僕には判らない。判らないが、僕自身にとってはこの作品のやり方に勉強させてもらった。
 最近は家を空けれない状況が続いたために、本読みと創作に時間を費やすくらいしかできなかったのだが、その創作でどうにも行き詰っていた。
 僕の物語の創り方というか、作風というかが、基本的に一人の主人公を置いて、その主人公が成長していく様な感じで物語が進行していく。読者には物語を見て頂くというよりは、主人公としての視点で物語を体感してもらうあるいは共感(してもらえれれば良いなぁ~)みたいな感じで創っているので、一人称視点で物語を描いている。たぶん、物語を描く事よりも今は人物を描きたいのだろう。
 いやしかして、一人称や三人称をどう使い分けるのが最適か? なんて高尚な事は僕には判らないのだがw 僕はそう捉えている。

 そんな事とかを悩んでいる時にこの作品を読み、おおいに発想を得た。
 一人称にした場合、主人公の知りえる情報しか読者は知りえない。が、例え一人称であったとしても、主人公を変えてしまえば、様々な視点から物語を見る事が出来るのだ、と。しかして、この場合は主人公というよりは、語り部といった方が良いのかも知れない。
 まあ、ブギーポップは完全に一人称視点ではないのだが、そういった手法もあるのだと気付いた。同時に、時系列も順繰りにする必要もないという事。まあ時系列を無視する場合はそれなりに力量が要求される気がするが。これもかなり大きい収穫。投稿用の小説はこれを使えば創作がぐっと楽になる。

 ここまで色々と教えられて思うのは、そうか、この小説は様々な手法が盛り込まれているのが、きっと話題を呼んだんだ! と結論づけ…………たいんだけど、どうなのだろうか?
 まあ、僕はかなり勉強できたので、良いんだけどね。


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Posted by 甲子 - 2009.03.02 Mon 12:18:55
 ニーチェに奇しき縁のある身としては、「ツァラトゥストラ」なんて単語が目についた時点で気になって仕方ない。まあ、ツァラトゥストラ関連を読んだ事はないがな。

 さて、ツァラトゥストラへの階段を読んでみたら、もう止まらないね。ガンガン読み進めた。1巻読み終わえた時点で、辛抱たまらん! ってな感じで即座に2巻を求めて外に出てしまった。2巻を終えたのが夜で、3巻を読みたい衝動に悶々としながら朝を迎え、即座にGetして読み終える。
 それ位に僕ははまり込んだというか入れ込んだ。

 最近は電撃文庫はとんとご無沙汰だったわけだが、やっぱ自分が知らないだけで、かなり良い作家がどんどか出ているご様子。いや、ツァラトゥストラへの階段位しか知らないけど。

 とにかく面白かった。こんだけのめり込んだのは久しぶり。

 概要としては、パルスという人には知られていない一種の病気というか、新人類への一歩とかそんな感じの能力UPしちゃってる人達がいて、そういった人達が人知れず集められて、ビリオンゲーム(通称:囚人ゲーム)をさせられる。
 
 ああー毎度の事ながら感想を書くのはとても難しい。ネタばれしちゃいそうで嫌ですわ。まあ、ここら辺までなら驚き等を失わない範囲であろう。というか、何も書いてね~w

 まあ、とにかく僕はお勧めする。文章の書き方にも違和感ないし、加えてラノベだけあって読みやすいし。


  

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Posted by 甲子 - 2009.02.15 Sun 08:45:16
 数年ぶりに四巻目を読んだ。色褪せないね、これは。面白いし、巧い。

 高校卒業してから、大学に行く前までの物書き鍛錬時代に、図書館から本(小説)を借りて、書くためにひたすら読みまくるという事をやっていた。その時に出会ったのが「天切り松 闇がたり」。

 浅田次郎の有名っぷりは知っていたが、読んだ事は無かったので、適当にみつくろったんだと思う。ぶっちゃけ何故これを手に取ってのかは忘れた。

 いやーしかし、相変わらず面白い。面白いというか、ワクワクするというか、とにかくページをめくる手が止まらん。物語の巧さもあるのだろうが、義賊たちの生き方が格好良すぎる。しっかと、人物が生きていて、生き様が描かれている。

 浅田次郎とはそういう作者である。

 浅田次郎が描く人情物の右に出る書き手を僕は知らない。


 本作には関係ないけど、個人的にはシェエラザードは雑だと思う。

   

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 答えを得たり。
 自分の人生を生きるために行動する。
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