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the beaten track とは、踏み固められた道。つまりは何時も使っている道。それに off をつける事によって、何時もと違う道を往こう、何時もと違う事をやろう! という願いを秘め日々頑張ってる訳です。
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Posted by 甲子 - 2009.02.11 Wed 00:47:12
 一つ一つやってたらどんだけ書けば良いか判らん。全部纏めてかかってきなさい!
 とまあ、そんな台詞がある訳でもないけど、全部纏めて書き記そう。前回の一巻読んだ時のブログでもはや全てを語りつくしている訳だがw

 いやーすんげー堪能した。
 正直べらぼうにいろいろ書き殴りたい位の衝動があるんだが、ネタばれ必須なんだよな。とりあえず、陽過の軌跡をただひたすらに辿るしかねぇよ。燃える。マジ燃えた。郭靖は郭靖で相変わらず格好良い生き方してるし。
 しかして、この作品はヒロインがやたら癖が多かったりるするw 僕は脇役扱いの程英がもっと幸せになって欲しかった……いやきっとあれから幸せになったに違いない。じゃないと作者を許さん! って位に気に入った。あと、郭襄もね。

 この手の作品は中国の人の思想に触れる事もしばしばで、考え方を知る機会にもなるのでかなり良いと思う。処世訓じみた事もあり良い。何よりも僕みたいな中国武道好きにはたまらん。

 あと、読んでて違和感がないので、訳者も上手いのだろうと思う。訳者様がいてこそこの至福に包まれる事が出来る。多謝!

 これの次作には郭襄が主に出てくるらしいので、絶対に読む。


   

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Posted by 甲子 - 2009.02.11 Wed 00:25:32
 久しぶりに松岡 圭祐の作品を読みたくなって読んだ。

 初めて読んだ作品は催眠 完全版 (角川文庫)。やばかった。お次はそのシリーズ物の後催眠 (小学館文庫)。いや~やられたね。
 どちらもミステリ手法ふんだんに盛り込んだ凄い作品。最後の最後に、してやられる。おいおいそういう事か!? と。なんかも最後の最後にしてやられる。
 媒体が本であり、読むあるいは読ませるという事を意識しているが故の書き方が出来る人なんだと、感嘆したのを覚えている。

 そのシリーズ物ではないが、今回読んだ作品。これも秀逸だと思う。ミステリ要素はほっとんどなかった。なかったが、この作者の人物造形(とでも称そうか?)も凄いので飽きさせない。
 あっと驚くミステリ要素はないが、その分人物の内面を掘り下げる事を主軸に置いた作品だと思う。


 個人的には千里眼がいまいちだったりする。
 僕の中では、

 催眠 > 蒼い瞳とニュアージュ > 千里眼

 という感じ。
 まあ、基本的に人物が生きているのでどれも読めるとは思う。


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Posted by 甲子 - 2009.01.15 Thu 17:13:48
 久々に武侠物を読んだ。
 やっぱ良いね。中国の武侠物は格好良い。日本のと比較すると、武に関しての造詣が深い。つーか僕の知りたい内容に関して言えばの話だが。

 まあ、どちらにせよ、中国物は大好きであります。

 さて、武侠物で初めて読んだというか、やったのが「射鵰英雄傅(シャチョウエイユウデン)
」高校時代にPSで出てプレイした。中国拳法見れんじゃね!? みたいな甘い幻想から発売日に購入したのを覚えている。あの頃は僕も若かった。

 そして、がっかりしたw

 いやー想像とは違った、特に戦闘が。敵と仲良く何んぞ舞をしておりますがこれ如何に? みたいな感じでやる気が激減。激減したが、ストーリー自体はそんなに悪くないというか、設定とかも好きというかでちゃんとクリア。
 最終的にはこれはこれで有りなんだなと大人になった、よ。多分。

 とまあ、中国拳法好きが高じて武侠好きと相成りました。

 タイトルが神鵰剣侠のくせして、ほっとんど触れてないけどまあ良いか。とりあえず面白かった。射鵰英雄傅の主人公達も出てきて懐かしかった。つーか過去が蘇ってきましたよ。やる気はちっと出てきましたよ、と。


  

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Posted by 甲子 - 2008.05.11 Sun 01:00:06
 僕がまだ若々しく、また青々と茂る若葉のような気持を持っていた頃……まあ、2,3年前の話だがな。
 その頃に『Sweet Blue Age』を買って読んだ。何というか、青春を感じたかった年頃だったのだ……えぇ、何とも暗ったい人生を生きとるからね、僕は。
 まあ、んな事はどうでも良い。その中に『夜は短し歩けよ乙女』の短編になるのだろうか? それがあった。で、たまたま空港で時間があったから文庫本を探していたら『四畳半神話大系』を見つけた。タイトルに目を惹かれたのだ。手に取ったら取ったで、『夜は短し歩けよ乙女』の作者であると帯にあった。名前が印象的であり、書き方も好きで覚えていたので、ほーほーほーと思い即座に購入。

 いやはや美味でした。
 んー明かして良いのか微妙だが……面倒だから明かしてしまおうと思ったが、止めておこう。

 読んで決意したのは、僕は、黒髪の乙女を求めてこれからの人生を彷徨う。
 絶対に黒髪の乙女を探し出す。
 黒髪の乙女は運命の人に違いない。

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Posted by 甲子 - 2008.05.07 Wed 18:34:52


 タイトルにある『兇眼 EVIL EYE』に惹かれて買った小説。完全なるタイトル買い。兇眼じゃなくて魔眼とかだったらさらに勢い込んで僕は買ってしまう、そんなタイトル買い。

 そんなタイトル買いだから、当然の如くというか、予想を反する。兇眼と銘を打てどもオカルトな要素は少しもなく、主人公の左眼が外傷性白内障によって灰青色であるというだけ。
 まあ、本編にて少し、異常がある者は特別であると他者からは感じる、とはある。

 さて、内容だが、前半は探偵パート後半からは真相究明ぎりぎり家族計画みたいな感じ。
 三人称視点で描かれていて、時折文章が判りづらかったりするだのが、登場人物はしっかりと描かれていたと思う、結構生き生きとしてた。ただ、主人公がね……動機とかいまいち判らなかったし。後は、描写の仕方に物足りなさを感じた。これは判りづらい文章とほぼ同義かな。
 まあ、しかして、予想を裏切られたわけだが、その予想をさらに裏切って楽しめた作品ではある。これは、人物が立っているから、続編があっても良いと思う。というか、あいつ等がどんなに成長していったのか気になるのだ。

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甲子
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1984/04/07
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フリーターしつつライター
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読書、創作、武道武術
自己紹介:
 答えを得たり。
 自分の人生を生きるために行動する。
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