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the beaten track とは、踏み固められた道。つまりは何時も使っている道。それに off をつける事によって、何時もと違う道を往こう、何時もと違う事をやろう! という願いを秘め日々頑張ってる訳です。
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Posted by 甲子 - 2011.06.04 Sat 16:41:34
 今年の二月、祖母の家に行った時に購入したはず。キロロで読み終えたのだが、感想がまだだったので記入。

 キロロに行ってる間に3月12日に映画もやる予定だったが、どうやら前日11日に東北大震災の影響で中止になったらしい。伊坂氏自身が仙台に住んでいるらしいし、小説の舞台も仙台……というか、伊坂氏の小説の舞台は仙台が多い。
 何というか縁があるというかなんというか。

 さて、本のあらすじ。

 場所は当然仙台。仙台だが、パラレルワールドみたいなもので少しばかり近未来的。
 情報ポッドというやり方状況にもよるが、携帯電話の盗聴や人の顔認識等が出来る物がある仙台。
 その仙台に時の首相が出身である仙台にやってくる。そのパレードの最中に首相がテロにあう。そのテロの犯人として主人公の青柳が指名手配される。ただの宅配ドライバーをしている一般市民である青柳。
 身に覚えの無い、行ったことも無い所で青柳に関する数多の目撃証言が出る。そんな中をひたすらに青柳が逃げ惑う。強大な陰謀を敵に青柳は──

 という感じ。
 小説の書き方は時系列に並べられてる訳ではない。基準を何処に持ってくるかによって変わるが、とりあえず青柳が逃げている時間を現代とする。そうするとテロの発生から何年後、何十年後を未来とし、青柳の学生時代等を過去とする。

 おおまかな体裁としては、プロローグとして現代から始まり、その後にテロ発生後の解決した未来から一般的に知られている事件の情報が提示される。幾つもの不可解な点。
 その後現代に戻り、青柳が動き始める事になる。三人称視点により青柳を良く知る人物もからも事件が描かれる。その現代にて登場人物達が過去の回想、それによりそれぞれの人物が掘り下げられている。

 感想としては。
 中盤まで読むのが辛かったが、その後の疾走感は爽快。終わり良ければ全て良し。
 こういった物を書く場合、如何に最初の事件概要を読ませるかに尽きるな。

              

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甲子
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性別:
男性
誕生日:
1984/04/07
職業:
フリーターしつつライター
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読書、創作、武道武術
自己紹介:
 答えを得たり。
 自分の人生を生きるために行動する。
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